電源製作5.スイッチBOXの製作バッテリーとマイク本体の中継のためにスイッチBOXを製作します。 ケースは小さい・軽い・安いということでタカチのKB-1を使用しました。 当初、XLRコネクタとDINコネクタ、3回路のトグルスイッチをケースに取付ただけでしたが、バッテリーチェック機能を後から追加しました。 最初はLED式にしようかと思ったのですが、006P形NiMH電池(±25.2V)と単三型バッテリー(±30V)を使い分けようと考えていますのでLEDを点灯させる条件(電圧)の設定に悩んでしまいました。そこで今回はアナログメーターを取り付けました。 入手したラジケータはF.Sが350μA、表示の緑の部分と黄色の部分の境目が150μAになりますので、±22.5V(45V)で緑と黄色の境目あたりにくるように300kΩの抵抗をラジケータに直列に入れました。ラジケータの内部抵抗は680Ωです。 これでバッテリーの残量が一目瞭然です。 成極電圧の62Vは頻繁にチェックする必要はありませんので省略です。 (2006.9.23修正) バッテリーは今のところ、成極用に006Pマンガン×5個+単4マンガン×2個、アンプ用に(単三マンガン×20個)×2組としています。 バッテリーとマイクをカバンに入れて持ち歩くとなるとさすがに重く感じます。私の場合、デジタルビデオカメラやデジタル一眼レフと同時に持ち歩くことが多いので少しでも軽くしたいものです。 006P形のNiMHもありますが、容量が200mAh程度なのでDCマイクの電源とした場合は寿命は5時間程度でしょうか。短時間の録音には使えそうです。 成極電源用としては、単5サイズで電圧が12Vの電池も千石電商や秋月電子で安価に手に入りそうなのでいずれ試してみたいと思います。 その後、単5形12Vアルカリ電池を5個入手しました。千石電商で1個90円でした。5個直列で電圧は63.8Vでした。問題ないと思います。 あまりに小さいので電源BOXの中に内蔵してしまいました。 軽くて重宝です。(2006.10.7追記) 組み込み編へ |